前回、給食のコトで衝撃を受けたのですが、その後、余波が来ました。ウチのブログではそんなコメントは付いてないのですが、他のブログさんで「例の給食」に対して「それ、普通でしょ?何かへん?」って内容のコメントが付いていました。それを読んで再び驚愕!!
なんとですね、あの給食の献立を「変だと思わない(感じない)世代」がすでに良い年になっている訳ですよ。そんな世代がこの先、自分の子供にもその「当たり前の給食」与え続けたらどうなるでしょう?!想像つきますよね。
その世代を攻めてるわけではありません。
子供にとって食事は殆ど「大人(親)から与えられるもの」なので、そんな世代を育てたのは大人の責任と言ってもいいんです。
<「変な献立給食の原因?」レジュメ>
1:給食費が安くて予算が足りない。
→でも予算が無いからって炭水化物に炭水化物合わせる理由になるか?!
*滞納者多数:本当に払えないの?!
2:給食センター職員の人員削減
→予算が少ないので調理する側の人員が削減されて、簡単(いいかげん)な献立に。
*給食費の負担を重くしない様に国からの助成金が必要ですね。
3:栄養士・父兄がすでに「その給食普通でしょ?!」の世代
→それは大変!当たり前だと思っている(当人に罪悪感無し)ので一番厄介。給食以外の職場(病院、社員食堂?)の献立を経験した方がいいのでしょうか。
*当たり前だと思っている人は当たり前じゃない人の給食をさぞかし「豪華」だ(った)と思っているようですが、そうではなくて「ちゃんとした内容の昼食」が給食でした。
4:残すともったいないから
→残飯にならないように、わざと子供ウケするような献立ばかりにする。
*分かる気がしますが、子供が苦手な食材をどうにか工夫して食べてくれる様にするのも、栄養士さんの腕の見せ所だと思うのですが。。
*近頃は食物アレルギーの子供が増えているので食べられない食品もある。
5:麺の日はお腹がすくのでパンをつける(炭水化物に炭水化物)
→パンの代わりにおかずをワンモアプリーズ!
*これも予算が足りなくて、パンになってしまうのかな?
*もしくは麺を止めて「ご飯」に。本当はね「玄米」が腹持ちいいのよね。でも子供が残すから。。って方向にいっちゃうかな。
6:政治が絡んでいる!?
→これは専門外なので何とも言えません(汗)。婦人会会長さんなどのおしの強い方にに渡り合って頂くしかないです。
あと、給食に必ず付いて来る「牛乳」。これまた「戦後の栄養不足を考えて」飲む様になったものですよね。今は飽食の時代!(生きて行く為に必要な最低限の)栄養は十分足りてるので、必ずしも毎日牛乳飲まないといけない訳が無い!と、先日まで思ってました。
でも。。あんな内容の献立だったら。。牛乳で栄養の帳尻合わせないとダメなのかもなぁ〜?そいでもって牛乳がニガテな子供達は飲まないでしょ?!残ったおかずだけで。。大丈夫!!?
いや、家に帰ったら食べ物何でもあるし、おやつだって食べたい放題?!ですからね「お粗末な給食」でも大丈夫なかもしれない。
それでは「給食の意義」って何ですか?!(たんなるおやつ!?)
最近よく「食育」って聴きますね。私は初めこの言葉知った時「食べる事に教育が必要なの?!なんで?!」って驚きました。でも現状を知ると、必要なのですね。
かつての学校給食の役割(食糧難の中、子供達に栄養バランスの良い食事を与えよう)を終えた今、「給食こそが食育へのいいアプローチ」になり得ると思うんですよね。
このままいくと、「味付けぇ〜?!そんなのマヨネーズだけで良いじゃん!」ってなことになり得ない。あー、将来お金払って行ったレストランで出される料理がそんなものだったらどうしよう。いや、「味噌汁にマヨネーズ入れるって何かへん?ふつうじゃない?」って声が聞こえて来そうです。。
Recent Comments